
使用実例作品紹介
楮紙ロール12匁(未晒)を使ったインスタレーション作品

建築家の平野利樹さんによる、「楮紙ロール12匁(未晒)」を使ったインスタレーション作品をご紹介します。
六本木の街を写真測量でスキャンし、和紙の張り子で制作された、迫力ある作品となっています。
作品は、東京ミッドタウンで開催中の「TOKYO MIDTOWN AWARD 2022 アートコンペ」にて、2022年11月6日まで展示されています。
制作途中の様子もお送りいただいたので、ご紹介しますね。
平野さんは、昨年のロンドンデザインビエンナーレ2021にて、幅8mの街を象った和紙の張り子に、フォトグラメトリーモデルがプロジェクションマッピングされ、展示会場では東京とロンドンの環境音が流されるという作品を発表されていました。
今回の東京ミッドタウンでの作品は、ロンドンの作品で始まったデジタル技術と伝統工芸の融合による、新しい素材と美の可能性をさらに追求されたものとなっています。
平野さんの作品からは、和紙の新しい可能性を感じさせられます。
お使いいただき、ありがとうございました!
- 制作者
- 平野利樹
- 作品名
- 六本木の肌理
- 使用した用紙
- 楮紙ロール12匁(未晒)10m
- 技法
- 張り子