使用実例作品紹介

AIJP 楮 (厚口) 白を使ったちいさなアルバム型写真集

AIJP 楮 (厚口) 白を使ったちいさなアルバム型写真集

MISHAGRAPHICA(ミーシャグラフィカ)さんが、アワガミの紙3種を使って、ちいさなアルバム型作品集「胡蝶の精写真帳」を手作りされました。

 写真帳の表紙には「レースパターン No.2」を貼り付け、その上に、タイトル部分として「AIJP 楮 (薄口) 白」を薄く着色し、貼り、裏書もタイトルと同じ仕様で、写真帳裏面に貼られたそうです。

 

 

 

 

『胡蝶の精』のアルバム内の作品写真については、「AIJP 楮 (厚口) 白」を使っていただきました。

 「和紙を使おうと思ったきっかけは「胡蝶の精写真帳」に使う写真が、和のイメージの写真のため、当初からできれば和紙に出力したものを使いたいと思っていました。

あえて少しボケたノイズの多い写真を、セピア色に仕上げ、懐古的で幻想的な趣きを演出しました。

ですので、洋紙のように画像が鮮明に出る、はっきりした印象のものよりも、和紙に出力した時の柔らかで優しい印象にしたいと、和紙を選択しました。


当初はアワガミさんの「楮(厚口)生成り」を試し、モノクロ写真を出力したのですが、すこし暗い印象になってしまいました。
そこで、当初の写真をセピア色に仕上げ、「楮 (厚口) 白」に出力した結果、イメージに合った懐古的で幻想的な表現ができました。」

 

 

 

タイトル札にも「AIJP 楮」をお使いいただきましたが、「厚口」を使うと厚みがあるため違和感を覚え、「薄口」を使っていただいたそうです。


「用途によって「薄口」「厚口」と紙の厚さを使い分けることも、大切だなと実感しました。」とのこと。
同じ「AIJP 楮」でも「白と生成」「薄口と厚口」でこのように効果的に使い分けてお使いいただき、素敵な作品に仕上げて下さいました。

制作者
MISHAGRAPHICA(ミーシャグラフィカ)
作品名
妖精採集シリーズ「胡蝶の精写真帳」
使用した用紙
IJ-0334 楮 (厚口) 白
技法
インクジェット印刷(手作りアルバム)
プリンター
EPSON SC-PX1V