使用実例作品紹介

AIJPいんべ薄口・泰山のロールを使った作品

AIJPいんべ薄口・泰山のロールを使った作品

四月から一ヶ月間、京都各地でKG+2024開催され大盛況のうち閉幕しました。

3つのカテゴリーの中の「KG+ SPECIAL」で個展をされた美術家・平野 淳子さんの作品をご紹介します。

 

平野 淳子  Hirano Junko

ゲニウスロキ

和紙、箔、雲母、裏打ちなどの日本の伝統的な技法とデジタルを行き来して作品を制作。
2015年、国立競技場の壊された跡地との出会いが「ゲニウスロキ」というテーマのきっかけになる。
ゲニウスロキとは ラテン語の「Genius」(事物の守護霊)と「Loci」(場所・土地)からなる土地の守護精霊の意。

作品には、アワガミインクジェットプリント用の和紙「AIJP いんべ 薄口白 ロール」と「泰山ロール」をお使いいただきました。

 

 

平野淳子作品

 

 

平野淳子作品

 

 

平野淳子作品

 

  

平野淳子作品

 

 

平野淳子作品

 

 

 

アワガミスタッフが会期中、KG+ツアーを決行しました。

10箇所近く、会場を周りましたが、全ての回りきれないほどで、会場周辺は盛り上がっていたようです。

平野 淳子さんの作品について、

「月が描かれている作品がとても印象に残っています。
 家具、照明とも合っていて、写真ではわかりませんが会場はすごくいい香りでした。」

とのこと。



今回の作品の紹介文に "和紙、箔、雲母、裏打ちなどの日本の伝統的な技法とデジタルを行き来して作品を制作している" と、書かれています。

平野さんにお話をお聞きしました。

「和紙にプリントして裏打ちでレイヤーのように重ねたり、箔や砂子、雲母を使ったりしています。


 二
枚または三枚の和紙を裏打ちで重ねて「技法的な重なり」と「歴史的事象の重なり」がそこにはあります。

 

 今回のKG+では箔と砂子をしています。

 大学で日本画を学びましたので、絵を描いてるような気持ちで制作しています。」

 

昨年10月開催の「第6回 AIMPE 2023 アワガミ国際ミニプリント展2023」では国内外64カ国から応募のあった1,591点の中から平野さんの作品が入選され、徳島の会場にも足を運んでいただきました。 

 

平野淳子作品

 

 

平野淳子作品 

 

平野淳子作品

 

 

平野淳子作品

  

 

 

KG+を終えられたばかりですが、63日からは、銀座のコバヤシ画廊で個展を控えておられる平野さんです。

AIJPいんべを使い、裏打ちで写真を重ねた100号もある大きな作品を出展予定だそうです。

 

版画や墨、写真など、多彩な技法で創作される平野さんの作品が今から楽しみです。

 

 

ゲニウスロキ GENIUS  LOCI

平野 淳子 展

2024.6.3. MON. - 6.8. SAT.   11:30-19:00 (最終日 -17:00)

コバヤシ画廊

 

 

 

 

 

制作者
平野 淳子
作品名
ゲニウスロキ
技法
インクジェット印刷、箔、雲母、裏打ち