使用実例作品紹介

AIJP 楮 薄口 白 432mm幅ロールを使った作品

AIJP 楮 薄口 白 432mm幅ロールを使った作品

永島 明さんの写真作品をご紹介いたします。

永島さんは「AIJP 楮 薄口 白 432mm幅ロール」を使ってプリント作品を作られています。

今回のプリントサイズは、画像部分が約400x800mmです。

 

 

 

 

 

永島様にお使いいただいている「AIJP 楮 薄口 白 432mm幅ロール」ですが、プリント時に、紙にシワが入るという問題が起こったため、

テストプリントをしていただきました。(上記写真:印刷裏面を撮影)

 

 

 

 

 

 

このたび、その結果を教えていただきました。お使いになるお客様の参考になればと、作品のご提供もいただきましたので、テストプリント時の解説とともに、ご紹介させていただきたいと思います。

 

久しぶりに今日は天気もよく、湿度も高くなくプリントにも最適かと思いテストしてみました。
いつもはあまり気にせず一気にプリントしてしてしまうのですが、
今回はテストということもあり、プリンタ内部も懐中電灯で照らしながら注視していました。
仰る通り、インク塗布量が多くなるとその部分に伸びが生じ、
プリンタ前後には張力が効いていますが、左右にはその機能がないのでしょう、浪打が発生します。
用紙中心部分が僅かに盛り上がり、プリンタヘッドがこすれて筋が出始め、
気付かず連続でプリントすれば、最終的には前回のような現象が起きると思います。
ただ、今回のテストでは、このような原稿でもぎりぎりこの長さであればなんとか可能であるということも分かりました。

 

 

 

 

「楮(薄口)白」などの薄手の和紙に、濃度が濃い画像を長尺でプリントしますと、シワが出る場合がございます。

このたびは、永島様のご協力により、貴重なテストプリントの情報をご提供いただきましたこと、心より感謝致します。

これからお使いの皆様にも参考になればと思います。

 

 

制作者
永島 明
技法
インクジェット印刷
プリンター
EPSON SC-PX1VL