使用実例作品紹介
AIJP三椏二層紙ロールを使った掛け軸写真作品
瀧本幹也さんの写真展「LUNATION 朔望―海から天体を読む」を観に茅ヶ崎美術館を訪ねました。
会場では、1997年〜




観る者を飽きさせない様々な工夫を凝らされた作品の数々です。
そして、こちらの掛軸仕様の「LUNATION: CHIGASAKI #01」が、アワガミファクトリーの和紙をお使いいただいた作品です。
AIJP三椏二層紙のロールをお使いいただきました。

LUNATION: CHIGASAKI #01
光は、過去から届く。
この石の塔は、
経塚に埋められ、およそ九百年ものあいだ、
仏の教えが失われ、世が乱れていくと信じられた末法の時代。
星や銀河の光もまた、同じ旅を続けている。
夜空に見える光は、遠い過去を出発し、何年、何万年、
経筒の傍らに掛けたのは、銀河のように見える一枚の写真である。
茅ヶ崎の浜辺で、波が砂をさらった直後に現れた、
濡れた砂に月光が差し込み、
月から地球へ光が届くまで、約1.3秒 ー その時間を露光時間に設定して制作した。
石の塔が九百年という時間を地中に抱いてきたように、
宇宙から届く光も、九百年前に埋められた経典も、写真もまた、
写真とは、その時間を未来へ託す、小さな経筒なのである。

瀧本幹也 LUNATION 朔望―海から天体を読む
2026年9月2日(水)-11月8日(日)
- 制作者
- 瀧本幹也
- 作品名
- LUNATION: CHIGASAKI #01
- 使用した用紙
- AIJP三椏二層紙
- 技法
- インクジェット印刷(顔料プリント)
