国産大麻を100%使用し、和紙職人が一枚ずつ手すきしました。
2025年3月、Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUEで先行発表された和紙「青和幣(あおにぎて)」を、オンラインストアで限定販売いたします。
手もみ加工で和紙に柔らかい風合いを与え、表面にこんにゃくのりを塗ることで擦れに対する強度を高めました。強靭な繊維である大麻の独特な風合いをお楽しみください。
アワガミファクトリーのある徳島県吉野川市はかつて麻植(おえ)郡と呼ばれていました。
1300年前、忌部族が麻と穀(カジ・楮のこと)を殖産して織布と紙すきの技術を伝えたのが阿波和紙の始まりとされています。
織布は、天皇陛下が皇位継承の際に行われる宮中祭祀「大嘗祭」に供えられる「麁服(あらたえ)」として、現在でも阿波から調進される伝統が残っています。
織布と和紙は共に植物の恵みから繊維をいただいて作られてきた、源流を同じくする産物です。
「和幣(にぎて)」とは、神に祈る時に榊の枝にかけて捧げる麻や楮でできた布のことを指し、「青和幣(あおにぎて)」は麻、「白和幣(しろにぎて)」は楮で織った布のことを表しました。
古来から使われてきた繊維の持つ意味や歴史を大切にしながら、現代の生活に生きる和紙を作るべく、「青和幣」を開発しました。
強靭な素材のため、ミシン縫いなどの縫製加工をしていただけます。ファッション小物、クラフト、アート作品の制作などにお使いください。
※開発中の商品のため、仕様が随時変更になる場合がございます。
※表裏の色の差がある場合がございます。
※手揉み加工を施しているため、シワの入り具合は一枚一枚異なります。
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