江戸時代の浮世絵師 歌川広重の作品は、海を越えゴッホやモネなどにも影響を与えたことは広く知られています。美しい青色は「広重ブルー」と呼ばれ、ドイツで開発された「ベロ藍」が使用されました。
この度、歌川広重の代表作でもある雪月花シリーズのうち【花】と呼ばれる「阿波鳴門之風景」の復刻を、限定50部として制作しました。
木版画摺りの顔料の1色には、徳島県吉野川市産の蓼藍から抽出した藍を顔料化したものを利用しました。
用紙はアワガミ農園で植栽した楮を原料とし、伝統工芸士及び徳島県無形文化財保持者である藤森洋一が木版画用紙として特別に漉き、本作品の摺りは、安政年間に創立し150年の歴史のある江戸木版画工房である東京 高橋工房が制作しました。
50部限定 三枚組
作品サイズ 縦380×横780mm
用紙 水性木版画用楮紙
説明書、帙入り、藍染和紙使用
藍顔料制作:吉田 理、吉田 健
紙漉:藤森 洋一 (徳島県無形文化財保持者/阿波の名工/伝統工芸士)
摺り:東京高橋工房
9514000
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