使用用途：紙の耐水性を強化するのに「こんにゃく粉」で作った「こんにゃく糊」を塗ります。「接着」「防水」「撥水」の効果はございません。

和紙に耐水性を持たせるために、水で溶いたこんにゃく（こんにゃく糊）を刷毛でひきます。
アワガミの工場では主に、藍染めを施す前の和紙に使用します。
こんにゃくをひいた和紙は水の中にしばらく浸けても破れることがありません。

＊ご注文をいただいてから原料を詰めますので、4〜7日ほどお時間がかかります。

（お届け日時を指定いただいた場合でも、ご希望日時より遅れる場合があります。）

＊水に溶いたこんにゃくはその日のうちか、翌日中には使い切るようにしてください。

＜こんにゃく粉の溶かし方＞

分量：粉10グラム、水2リットルの割合で混合します。重量比は約200倍です。

溶かし方：

①適量の水に粉を少量ずつ入れながらよく攪拌します。粒々がなくなるまでよく混ぜます。

②攪拌しながら弱火にかけ、沸騰するまで煮ます。

③冷めてから、布でこして使います。

＜こんにゃく糊の塗り方＞

①平らな板の上に置いて刷毛で塗ります。紙の繊維の流れに沿って均一に刷毛を動かし、むらなく塗りつけます。

②片面が塗れたら、和紙の端を洗濯ばさみで２カ所ほど吊り下げて乾燥します。吊り下げた時にこんにゃくの液体が下に落ちるような場合は塗りすぎですので、ご注意ください。

③乾いたら反対面も同じように塗り、乾燥させます。