強靭で長繊維である楮を用い、丁寧に原料処理を行い、伝統的な和紙の製法である流し漉きにて伝統工芸士が製造した木版画用の和紙です。
伝統木版画だけでなく、その素材感を活かした創作版画、絵画など多用途にお使い頂けます。
特徴・良質の楮100%で手漉きにより抄造・ソーダ灰で煮熟し、打解、塵取り等、伝統的な手法で丁寧に原料処理・未漂白ならではの自然な色合い・生紙とドーサ引きとの2種類を用意
徳島にちなんだ伝統木版画に阿波和紙を用いることへの想いを込め、アワガミファクトリーでは、2017年に歌川広重の浮世絵「阿波鳴門之風景」を、そして2023年に同じく広重の「阿波鳴門の風波」の復刻制作を行い、その木版画用和紙として本製品の改良を続けてきました。
※復刻「阿波鳴門の風波」は、日本財界の重鎮として活躍した日本化薬株式会社元会長・原安三郎氏(1884~1982)コレクション所有の初摺りを手本とし、版元 芸艸堂、彫師 佐藤奈実氏、摺師 佐藤木版画工房 平井恭子氏により、版木5枚、10版、26度摺りにて製作されました。その線描や彩りは広重の意思が実直に反映されたものと言え、広重が生涯を通じて追い求めた色彩が色鮮やかに息づいています。
※裁断可能な製品です。
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